盆踊り

先週に続いて型の練習です。
今回は立ち技を稽古しました。

今日の収穫は「盆踊りの入り」です。
技の導入時に、相手との力のぶつかりを防ぐため、盆踊りのように手と足を互い違いに開くやり方です。
今までの方法だと技に入っていくときにコジたりして、ちょっと無理があったのですが、この方法を使うと上手く相手の力を分散できて、しかも崩しも同時に仕掛けられます。

分析するなら、ベクトルの分解、ということになるでしょう。
真っ直ぐ来た力を右と左に裂いて分力させるのです。
他にも応用が効きそうです。


稽古始め

遅まきながら今年最初の稽古をしました。
この適当さが武術練習会のいいところです。


今回はしばらくぶりに昔習った型を復習してみました。

いわゆる「本逆」の技で、肘を上に向けさせて決める形がメインです。
この形態に持っていけば普通の人間はだいたい痛みに悶絶しますが、ここまで持っていくのが一苦労です。
技というのはフィニッシュまで持っていく過程がミソなのです。

具体的には「崩し」です。
相手が防御態勢マンマンの所にいくら技をかけても効きません。
「崩し」こそが武術のキモといっても過言ではないと思います。


しかし、型は稽古しないと忘れますねー。
3人で記憶を頼りにやってみましたが、細かい部分はすっかり抜け落ちていました。
今後は定期的に技を回していこうと思います。

稽古納め

今回で今年の稽古は終了です。
参加して下さったみなさん、1年間お疲れさまでした。
来年も新しい発見を求めて頑張りましょう。

●本日の検証内容

柔術の技、数点


●フィニッシュ

相手を崩すなり倒すなりした後、動いたり反撃したり出来ないように固めておく必要があります。
その方法を数点検証してみました。

よくやるのはうつ伏せにして逆手にした腕を地面に張り付ける方法です。
確実に相手を伏せるのにコツが要ります。
仰向けに極める場合、腕を押しつける方向、手のひらの決め角度に精妙なものがあり、わずかでもズレると効果が薄れます。
相手によっても違うので何度も稽古して感覚的に身につける必要がありそうです。


●後ろからの抱きつき

これも数点の技を研究しました。
前に引っ張ると相手が余計に締め付けてくるので、後ろへ身を預けるのが良いのですが、その後に投げや抵抗できない状態に持ち込む過程が難しい。
背中にくっついて離れない場合があるので、いかに剥がすかを考えました。


●諸手のひっぱり

両手で相手がどちらかの手を掴んで引っ張り出そうとしたときの返し技です。
座り技の場合、自分から相手に寄って突き上げますが、自分を中心に動かしたい場合は上手く引き寄せる方法が必要です。
肘を曲げる方向とタイミングにコツがある、として検証しました。



今年は基本技をやりこんだので、来年はその応用まで検証していこうと思います。
また、体そのものの開発についても引き続き考えていきます。

軸の形成

今日の検討内容

・軸の形成

●軸の形成

「引き投げ」という投げ技を何パターンも実験してみました。
崩して相手のわき腹に軸を作るパターン、足に軸を刺してコマのようにするパターン、など幾例も検証します。
もっとも小さくやると、両手で掴まれた自分の手首を作った軸に対して直角に回すだけで技がかかることも確認。

原理的にはどういうやり方でも技はかかるが、いかに軸に対して正しい方向からベクトルを加えるかが重要です。
これを何気なく出来る様になれば、個々の技は必要なくなるでしょう。


●肩の抜き

座り技を何手かやってみます。
今回発見したのは「肩の抜き」の重要性です。
これまでは掴まれた所を張って相手とのテンションを維持していましたが、肩の力を抜くことで落とし、そこでバランスを取って展開する、というやり方を見つけました。

これには肩や肩胛骨などの柔軟性と可動性が必要です。
それらを高めるための方法も同時に検討していかなければなりません。
柔術であれば「技をかけられること」で言わば強烈なストレッチになる訳ですが、生活の中で自然に行える様な方法も考えていきたいと思います。

正座

今日の検証内容

・正座について


●正座について

日本の武道は「座り技」を重視しています。
特に正座にこだわりがあるようです。
管理人は正座が苦手なのであまり注目してこなかったのですが、座り技をやる上で最も重要なのが正座だ、と気づきました。

中国武術では同じ姿勢をキープする「タントウ功」という鍛錬方法があります。
昔は入門者はこればっかりやらされたそうで、冗談抜きで3年間立ち方しか教わらなかった人もいるそうです。
また達人と呼ばれる人も練功の中心に据えているようで、いかに重要かが伺えます。

日本の武道における正座とは、このタントウ功に相当するのだと考えられます。
正座もタントウ功も建築物に例えるならば建物を立つ「地面」なのだと思います。
湿地を埋め立てたような土地や、凸凹した所に建物を建てると、何かの拍子に崩壊したりするのはご存じの通りです。
武術にも同じ事が言えます。
しっかりした土台がなければどんな技も展開出来ないのです。
極論すれば、土台さえ強固なら技は必要ないとさえ言えるでしょう。

そこで今日は正座についていろいろ研究してみました。

まずは正しい座り方を検証です。
背骨、骨盤の位置、胸の形、手の位置、などあれこれ試してみます。
しっかり出来ているとヒザを下から持ち上げてもひっくり返らないそうですが、どうやってもひっくり返されます。
また、ひっくり返されないように踏ん張ると形自体がおかしくなります。
なかなか難しい。

いつも通り、技をやるときも正座に重点を置きます。
必ずその形の中に「要求」が求められているはずですので、それを満たしながら技を行わなければなりません。

今後も正座については最重要事項として研究を重ねていきたいと思います。

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