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コラム「ペイとリターン」

今回のコラムのテーマは「ペイとリターン」です。

世の中は「引き替え」で成り立っています。
同じ様な品物でも値段が安いモノはそれなりで壊れやすいし、高いモノは良い作りで長持ちします。
「安くて良いもの」はあり得ません。
高いモノは材料が良いし開発の手間もかかっているので、安く売ったら損してしまいます。

これは武術を身につけていく上でも同じです。
時々インターネットのサイトで、
「武術を無料で教えてくれる所を紹介して下さい」
とかいう質問を見かけますが、

ありません。そんなの。

あったとしても、良い教室ではないと思います。

例えば、何かをコレクションしていて、超レア物を手に入れるチャンスがあったとします。
そういう時には何とかお金を工面したり、手間をかけたりしてゲットしようとするでしょう。
それは、そのレア物にそれだけの価値がある、と思っているからです。

タダで教えて欲しい、タダで教える、ということは、その技術に価値がないと認めているようなものでしょう。
この場合の「タダ」というのはお金だけの話ではなく、熱意の問題でもあります。
高い授業料を払えば必ずしも貴重な技術を学べるとは限りませんけど、お金をかけたり遠方まで習いに行ったりするのは、それだけ自分にとって価値がある、真剣である、という指標でもあると思います。
価値の無いものを熱心に学んだりは出来ませんからね。

逆の見方をすれば、何とか対価から免れようとするのは自分を貶める事でもあります。
身近な例を挙げるなら、住んでいる地域において自治会費を一銭も払わない、奉仕活動にも全然参加しないという様な人は、自分の価値を自分で下げている様なものです。

お金の話を別にしても、自分で考えて自分で解決しようとしない人にはそれなりの見返りしか無いでしょう。
大抵、誰かに受動的に教えてもらった事というのは忘れてしまうものです。
自分で悩んで、考えて、色々やった上で悟ったものこそ身につきます。
費やしたエネルギーという対価が大きいほど、リターンも大きいのです。


大きなモノを得ようとするならばそれに見合った対価が必要、という考えを前提にしておくべきでしょう。
武術ならば、稽古に費やした時間、試行錯誤、貴重な教えを得るための努力、などがその対価にあたると思います。



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