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ポン勁の用法

夏が来る度に「エアコン完備のMy道場が欲しい!」と思います。
教室を開くのではなく、仲間内で稽古するためだけの場所です。
いつか株でボロ儲けしたら建てますので、メンバーの皆様、ぜひ遊びにいらしてください(笑。

●ポン勁の使い方

管理人が太極拳の講習を受けていたのでいつもより30分遅れでスタートです。
さっそく習ってきた内容を復習しつつ、これをどう生かすか研究します。

「ポン勁」は、ここでも何度か取り上げた概念ですが、意識や体の配置で強い構造を作り上げる技能です。
太極拳ではポン勁といいますが、他の中国武術でも同じような技術を用います。
こないだからやっている柔術の「外側並行」も似たような感じです。
防御だけでなく、攻撃する際にも使われます。
(攻防の区別がない、と言った方が正しいかもしれません)

ポン勁は太極拳の基本なので、とにかく正しく維持するのが第一です。
講師の先生からはかなり細かく指導して頂きましたが、肩の位置、鎖骨の位置など微妙な差で効果が全く違います。
管理人が昔教わった先生は、「最低でも30分はポン勁を維持出来ないといけない」と言っていました。
ここら辺は個人の修練が必要です。

また太極拳にも色々流派があり、相手とコンタクトする位置が若干違ったりします。
HKさんとそれぞれのポン勁を照らし合わせたらかなり趣が異なっていました。
それぞれの流派の考え方が現れています。

よく柔術などでやる「合気上げ」という動作をポン勁でやってみます。
今まであまり意識しなかったのですが、ポン勁で掴まれた腕を上げる際には相手との位置関係が非常に重要で、相手とコンタクトする間合いを最初から自分に有利にしておく必要があります。
相手のバランスを崩して、自分はそのままでいる、という条件を整えるには、絶妙な位置に立たなければなりません。
図らずもポン勁を使おうとすると距離的な事も決まってしまう、という事で、すべてがセットになっている訳です。

さて、実際にやってみます。
柔術の合気上げは縦の平面上で動作していく、という感じですが、ポン勁は風船が膨らむように三次元的に相手を浮かせていきます。
単に上方向に上げていくというより、微妙にスウェイしつつ、距離を一定にしながらまともにぶつからない様にする辺り、柔術と通じるものがあります。
よくある間違いは、ポン勁を張ろう、上げよう、と思って肩も一緒に張ったり上げたりしてしまう事です。
「沈肩墜肘」「含胸抜背」という太極拳の要訣を言い表した四字熟語を常に心がける必要があります。

その後は二手に分かれてそれぞれの研究に入ります。
KさんとHDさんは棒を使った座り技を稽古しておられました。
管理人はHKさんと引き続きポン勁を使って色々試みます。
中国武術には様々な武器術がありますが、これらが徒手の技術の元になっている以上、武器もポン勁が前提になっていると考えられます。
例えば槍などは相手の突きを巻き落として反撃する、というのが基本的な技術ですが、実はポン勁を効かせて常に自分の槍に相手の槍をくっつけておき、蛇のように絡みながら攻撃する、というのが正しいのではないかと思います。
剣なども同じで、相手の武器が離れてしまったら次にどういう攻撃が飛んでくるか予測出来ませんので、くっつけておく方が安心です。
ポン勁はそのための重要な要素ではないかと考えられます。
(HKさんによると、それとは別に相手とのやりとりのバランスが必要、というお話しでした)
それらを踏まえて、木刀にポン勁を張って、お互い外れないように稽古してみました。


こんな感じで今月の活動も終了です。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

来月7月は、4日、18日、25日の3回を予定しております。
カレンダーを一部変更しておりますので、予めご了承の程、お願い致します。


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