アライメント調整

管理人は昔、合気道をやっていた時に思いっきりぶん投げられて受け身を取り損ね、ご丁寧に両肩を肉離れしました。
以来、切れた所が変に癒着し、両腕を上げても「Y」の字みたいになって頭の上で両手をくっつける事ができなかったのですが、スペシャリスト・I さんにちょっと体を整えてもらったら、次の瞬間から何の問題もなくなって両手を頭の上で合わせることが出来るようになりました。

動かないと思っているのは単に脳がリミットをかけているだけの場合も多く、ほんのちょっとした事でリリースされます。
また、その逆にちょっとの影響で動かなくなったりもします。
難しい操作は「ほんのちょっと」の何かで解決されるものかも知れません。


●回転ベクトルの玩具

HKさんが面白い玩具を持ってきてくれました。
名前は不明ですが、中にベアリング状のジャイロが入っていて、最初の回転にうまくアクションを与えるといつまでも回ってくれる、というものです。
これだけでも面白いんですが、管理人は回転ベクトルの合成が分かりやすく現れるサンプルだと思いました。
回っている方向と直角に回転を加えると、別の方向に合成された力が働いて手がグッと引っ張られます。
手に収まる小さな玩具でこれだけのベクトルを体感できるなら、人間が全身の力でやったらさぞかし効果が大きいのではないでしょうか。

●アライメント調整

Kさんがちょっとした整体を教わってきたそうで、実験してみました。
具体的な方法はここで書けませんが、体のある部分をちょっと「締めて」やるだけです。
管理人が実際にやってもらったんですが、確かに効果があるように思います。

物体が動く時に基準となる点とか線の存在は重要です。
例えば、何かを回転させるときに軸がぶれているとエネルギーのロスが大きい。
旋盤という丸い棒を回転させて削る機械に材料をつける時、軸がなるべく回転の中心に来るようにしないと精度が出ないばかりか、チャックから外れてすっ飛ぶ事もあります。

人間の動作も同様で、軸がブレブレだと力が余計に必要だったり、自分の体を痛めたりしますので、まず最初にやらなければならないのは基準を整える「アライメント調整」ではないかと思います。
しかし、これが意外に難しい。
自分はまっすぐ立っているつもりでも、傍から見ると傾いていたり、曲がっていたりします。
傾いたり曲がった状態が続いて、それが基準になってしまっているのです。
それを支えるために余計な所が力んだり、固くなったりしたりして、更に事態をややこしくします。

これらを全体的に調整した上でスポーツや武術に取り組まないと、本当に効率のよい動きをするのは難しいのではないでしょうか。
という訳で、武術練習会でもこうした研究も積極的に取り組んでいこうと考えております。






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