浮かせる力

武術に限りませんが、上達するのに一番必要なのは「熱意」だと思います。
管理人は色々な道場や教室に通いましたけど、気が向いた時しか練習に来ない人は何年居ても上手くなれず、そのうち自然消滅していきました。
これは100%確実です。

反対にアッという間に先輩を追い越して行くのは「来るな」と言っても毎回欠かさず練習に来るような人達でした。
冗談抜きで、台風でも雪で交通がマヒしてても教室にやって来るので「そういう時はお休みしてください」とお願いしたぐらいです。
しかし本当に技術を習得したいなら、こうした熱意が絶対必要なのです。

以前この会でもインターネットを通じて仲間を募集した事がありましたが、メールを送りつけてきて自己紹介もしないし、問い合わせにお答えしても全く反応なし、という方がほとんどだった為、縁故のスカウトに切り替えました。
「武術をやってみたい」という熱意が感じられないのです。
たぶんやっても楽しくないのではないでしょうか。

こうした方々はわざわざ武術なんか練習するよりも、ネットカフェでマンガでも読んでいた方がよっぽど有意義な時間を過ごせるかと思いますので、そちらをおすすめ致します。


●浮かせる力

前回に引き続いて、相手をくっつけたまま外させない方法を検証してみました。
以前Mさんと研究した時の「集中」を利用するやり方(「一点集中」)の他、人間の本能的な性質なども考慮します。

次にくっつけたまま、相手をつま先立ちに浮かせる簡単なやり方を色々と検討してみました。
例えば相手が自分の片手を両手で絶対離れない様にがっちり掴んでいた時、これをヒョイ、と崩すにはどうしたらよいか。
引っ張らない様にちょっと押し込んできた方向にずらしてやると、割と楽に踵は浮きます。
今度はここから大きく姿勢を崩させてみます。
色々と試して、ぶつからない方向に力を逃がしてやるのと、全然関係ない方向からベクトルを加えてやるのが有効だろう、という結論になりました。

その際には、見た目では分からない力の流し方とか、体をニュルっと「ずらす」ような動かし方が必要です。
意外な部位の運動を考えなければなりません。

その他、立ち方の重要性などについても検証してみました。


何度も言う様ですが、実験的に技が出来ても意味がありません。
歩くとかご飯を食べるのと同じぐらい自然に技が出る様になっていないと、武術をやっていたのに役に立たなかった、という事になってしまいます。

これが難しいのは当然なんですが、「できない」と思ったらそこで全てが終わってしまいます。
自分で「できない」と思い込んでいる事が出来る訳がないのです。
俗に言われる「良いイメージ」でもまだ足りません。
イメージを具現化して世界に干渉するぐらいの強烈なパワーが必要です。
達人と呼ばれる人達は、常にそのようなマイ・ワールドを展開していた様に見受けられます。


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