「相手にしない」力

1年のうちで最も稽古しやすいのがちょうど今頃です。
6月に入ると湿気に襲われますし、それ以降は暑くてやってられません。
秋になると多少過ごしやすくなりますけど、今度は一気に寒くなります。

という訳で今が一番良いんですが、あっという間に過ぎ去って行きます。
1年中5月だったら・・・と思うのは私だけでしょうか?

●「相手にしない」力

今回は前回の続きで、相手が思いっきりこちらの腕を掴んで押さえつけているのを崩して投げる稽古をしました。
最初のアクションは割りと簡単に出来るのですが、ここから一気に崩してすっ転がすのに試行錯誤します。

こちらの片手を相手が両手で思いっきり握っている状況です。
そこで相手との接点の状態を色々変えて、どうしたら楽につま先立ちにさせられるか何通りもやってみます。

大体見極めたところで、今度は転がす方です。
接点をキープしたまま相手の側面に回りこんでいくと、「フッ」と掴んでいる方が支えを失う所があります。
この時にちょっと仕掛けてやると、相手は簡単に転がってくれます。

色々と試して、なるべくコンパクトに、技をかけていく時に「相手がいない」かのようにふるまった時が一番効果が高いという結論になりました。
このブログでも以前に書きましたけど、どんな武術でも「相手がいながら相手にしない」というのが極意ではないかと思います。
何回も型を繰り返すのは、それを養成するためでしょう。


今月はこれにて稽古終了。
6月は8日(土)から3週連続で行います。
宜しくお願い致します。


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