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微妙な力

管理人の昔話で申し訳ありませんが、高校生の頃の事です。
友達とふざけあっていたら、ふとそいつが私の腕を両手でがっちり掴んできました。
私はその時、何も考えずに掴まれた腕を「クルクル」と回転させてみました。
友達をどうこうしようとか、腕を振り払おうとか、そういう事は全く考えず、ただクルクル回しただけです。
重みも抵抗も感じませんでした。

そうしたら友達はまるでバレリーナみたいに爪先立ちになって回転した後、廊下に転がってしまいました。
やられた友達も、周りで見ていた他の友人たちも、やった管理人も何が起こったのか分からず、唖然としていたのを覚えています。

当時管理人は全く武術の心得はありませんでした。
武術の技というのは、実はそんな風に何気なく掛けて、何気なく掛かってしまうものではないでしょうか。


●腕落とし

最近はKさんと管理人が学んできたものを交互に研究し合っています。
今回は管理人の番です。

肘から先を預けておいて、それをきっかけに相手を下にグシャッと崩す技をやってみました。
普通に考えれば、ただ腕を持たせておくだけで人がつぶされる訳がないと思うでしょう。
しかし条件が整うと確かにそういう現象が起こるのです
はっきり言って訳が分からないので、どういう理屈か説明できません。

理屈が分からないので、とりあえず現象から逆算して、効果が出る様に組み立ててみます。
腕の持たせ方、姿勢、肘の動き、肩の動き・・・など、様々なファクターを何通りも変化させて現象の再現を試みます。
そうしたら、どうも「肘の運動の軌跡」と「肩甲骨の動かし方」にポイントがあるんじゃないか?と気がつきました。
ちなみに気がついたのはKさんです。
実際に習ってきた管理人よりも、初めてこれを目にしたKさんの方がよく分かっているのが悔しいです(笑。

という訳で、見た目には腕をストン、と落としているだけのこの技、かなり体の微妙な所をタイミングよく動かさないといけない様です。
それと「腕を落としただけで人が崩れるわけがない」という意識を覆す必要があります。

冒頭の昔話をむしかえすと、あの時管理人は相手をどうこうしようとも、どうやって体を動かそうとも思わないで、ただ何となく腕を動かしただけでした。
そんな適当なアクションでも体格的には大人の高校生を抵抗無くすっ転がしてしまえるので、「やりようによってはちょっとした事で何とでもなる」という意識に書き換えるべきでしょう。

「できるわけがない」と「できる」は、ほんのわずかな差のように思います。

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