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骨で打つ

電車に乗って、手すりにも吊革にもつかまらず立ち続けるとバランスの訓練になります。
揺れを足の裏、足首、膝、股関節で吸収して上半身はまっすぐに保つのです。
東海道線で浜松から東京まで平然と立っていられるようになれば、体がこなれてきたと言っていいでしょう。

ただし、他のお客さんにぶつからないよう、いつでも何かを掴めるようにだけはしておいてください。
こんなのでトラブルになったら本末転倒ですからね(笑。
あと、JR東日本の管区に入ると難易度が急激に上がるのでご注意ください。
(JR東海管区の1.7倍ぐらい難しくなる)

●骨で打つ

今回はKさんのターン。
パンチのレクチャーが興味深かったです。
だいたいの人は横拳で打つときには「拳面」でバチーン!とやると思います。
しかし、この打ち方だと威力が出にくいのだそうです。
なぜなら拳面を目標に対して垂直に当てようとすると、拳と腕の骨が一直線にならず手首が「折れた」状態で打つことになるからです。
そのため力が逃げてしまう上に手首を痛める危険性もあります。

そこで、腕の骨と拳の骨が一直線になるように打ちます。
握り拳のPIP関節を当てるような感じです。
こんな打ち方をしたら突き指しないか?と思われるでしょうけど、実際にこれで当てられるとパンチというより体当たりみたいな衝撃を受けます。
体の重みが直接入ってくる感じです。

こういう打ち方は太極拳でもする事に気がつきました。
指一本分空けるつもりで柔らかく拳を握り、ナナメに当てていく打法でバンラン錘などで見られます。
ああ、こういう意味があったんだ、と謎が解けた気分です。

形は違いますが、形意拳の打ち方も、長拳の打ち方にも共通するものがあります。
いずれも拳と腕の骨が一直線になるような配置になっています。
拳を縦にするのも、そういう意味があるのだと考えられます。
体からの質量をダイレクトに相手に伝えるためには「骨」で打つ事が重要なようです。

●関係を持たない

引き続いてKさんのレクチャーから。
例えば腕関節を逆手に取られて制された時、普通は取られた所を何とかしようとモガくでしょう。
そうすると制している方も外されまいと更にキツく締めます。
力の差がなければいつまでもこのままです。

ところが、腕を取られた方が相手にしなかったらどうなるか。
関節技を外そうとせず、そのままスィーッと歩いていくと、苦もなく締めが取れてしまいます。

技が成り立つには、掛ける方の働きかけだけではなく、それに反応する受け手のリアクションが必要です。
リアクションが大きければ大きいほど技の威力も増します。
立場的には対立していながら、技を作り上げるのに協力し合っている訳です。
その逆もまた可で、まったくリアクションを起こさなければ技を打ち消せる、という事です。
この「関係性」は技を掛ける場合も、技から逃げる場合も心得ておかなければならないポイントでしょう。

「挑まない」「逆らわない」「相手にしない」といった秘訣は精神的な心得ではなく、実際に技をやる時の条件ではないかと思います。


今月はもう1回、30日に稽古します。
宜しくお願い致します。




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