再起動

武術練習会、ようやく再開です。
久々の稽古で誰も来ないかな?と思っていたらレギュラーの3人はしっかり集まりました。
さすがです(笑。

●下から行く
今年最初の提案者はKさんです。

ちなみに武術練習会の稽古は「リーダー」の「レクチャー」が中心です。
提案を持ち込む人が「リーダー」。
その日のリーダーが習って来た事、稽古したい事、試したい技、などをみんなに説明し、実際にやってみて有効性を検証したり、練習をする形を取っています。
リーダーは1人の時もあるし、何人かになる事もあります。

なぜこういう形式を取るかというと、上達の一番の早道は「人に教えること」だからです。
何かを学ぶ際、後でそれを他の人に教えるつもりで学ぶと吸収力が倍増しますし、人に説明すると自分の理解度が計れます。

話がそれましたが、Kさんのレクチャーです。
全部を公開出来ないので、もっと知りたい方はご参加ください(笑。
攻撃にしろ防御にしろ、まず重要なのが「相手の重心を知る事」だそうです。
私たちは何かを持ったり動かしたりする時に無意識に重心の位置を測っていますが、普通の人は実際にモノに触れてみないとハッキリとは分かりません。
しかし、それが見ただけで分かるとしたらどうでしょう?
余計な所を動かさずに、いきなり核心を突くことが出来るでしょう。
達人と呼ばれる人たちは重心を読み、自分のも他人のもコントロールしていた、と考えられます。

そこまで出来ない我々は、まず相手の重心より下から入る事から始めます。
何か重いモノを持ち上げる時、普通は下から抱えます。
つまり、モノの重心の下に自分の重心をもぐりこませるのです。
武術でも同じで、相手の重心より下から入る事で逆に相手の重心が浮いて不安定になります。
これは投げる系でも打撃系でも共通です。

全盛期のマイク・タイソンは強烈なパンチにばかり注目されていましたが、もっとも有効な武器は「懐に入る技術」だったと思います。
彼はヘビー級の中では体格に恵まれなかったボクサーですが、逆にそれを利用して下からもぐり込み、相手の重心を浮かしていました。
そこへ低重心で得た地面からの反力を乗せた剛パンチを叩き込むんですから、相手はたまったものではありません。

ちなみにガンを飛ばす時、下から覗き込むようにするのも相手の重心を浮かすための知恵でしょう。
(これに対処する方法もありますが、非常に危険なのでここでは控えさせて頂きます(笑)


今回のレクチャーは沖縄空手をベースにしたものでしたが、柔術や太極拳にも通じる所があるので大変勉強になりました。
ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。
今月は毎週土曜に稽古を設定しておりますので、こちらも宜しくお願い致します。


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