それぞれ

現・東京都知事の舛添氏は、ある手段でフランス語を0から短期間でマスターしたそうです。
その手段とは「フランス語を教える事」でした。
全くの初心者が大学で教えようというムチャクチャな話ですが、舛添氏はそのために必死に勉強して、15回の講義を終える頃にはフランス語を習得してしまったとのこと。
ちなみに講義は学生達から好評だったみたいです(笑。

何かを教わる時、後でそれを誰かに教えようと思って学ぶと習得が深まります。
人に教えるには、まず自分が理解していなくてはならないので真剣味が増すからです。
逆にうまく教えられなかった所、つっこまれて困った所は自分に足りない部分だと分かります。
武術練習会でレクチャーを中心に稽古するのは、こうした効果を狙っての事でもあります。

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今回はなんと6人で稽古しました。
15年やっていてこんなのは初めてです(笑。

いつもは誰かのお題をみんなで検討しますが、此度は2人一組を3つ作って、それぞれ稽古しました。
KさんとKMさんはひたすら対人の稽古をされていました。
HKさんとKMさんの奥さん、それにIさん管理人はIさんが持って来られた脚の解し器具で太ももの強張りを取ったり、足指を動かすメソッドなどをやり、その後HKさんの太極拳レクチャー組、Iさんと管理人の議論組に分かれました。
皆さん熱心に色々研究していた様子です。

Iさんとの議論で興味深かったのは、子供と大人の時間の感じ方の違いです。
歳を取れば取るほど1日が短く感じるのは気のせいではなく、Iさんのお話では脳の機能が関係しているのではないか、との事でした。
子供の頃は入ってくる情報を全て受け入れるつもりで脳が動いているので見た事聞いた事なんでも頭に残ります。
それに比べて大人は必要な情報以外はカットするため、1日をダイジェスト版みたいに記憶する事になるから実質的に短く感じるのだそうです。
大人になればなるほど要領が良くなるという事ですが、もしカットした情報の中に重要なものがあったらむざむざ見落としていると言う事になります。
特に戦闘のようにほんのちょっとした見落としが命取りになる場面では、始まりと終わりの間の情報を最大限捉えたいはずです。
では、どうすれば子供の様にフルシーンレコーダーになれるのか。
もしメソッドを確立したら運動に革命が起こるので、Iさんには是非こういう研究で博士号を取って頂きたいです(笑。

という事で、それぞれ稽古でした。
別にみんなで同じ事をやらなきゃダメ、なんて決めていないので、今後もどんどんやりたい稽古をやって頂きたいです。

次回は2月20日(土)です。
宜しくお願い致します。



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