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目付けなど

本を1冊ご紹介します(Mさんご推薦)。

「荒天の武学」  光岡英稔・内田樹 共著  集英社新書

武術と人間の本質について、がテーマですが、難しい話はともかく、ムチャクチャ面白いです。
ぜひご一読を。


●角度

HKさんのレクチャーで、強い構造を作る角度というのを教えて頂きました。
手から腕、腰、脚、など、直線と直線をつなぐ部分を全て同じ角度にすると安定した強い姿勢が出来るそうです。
(口伝かもしれないので、ここには何度、と書けませんが)
発想を転じると、「非常に弱い角度」というのもあるかもしれません。
自分は強い角度、相手は弱い角度にしてやれば圧倒的優位に立てるでしょう。

●軸の位置

Kさんの発案で「軸を作る位置」というのを検証してみました。
普通、人が回転しようとする時には自分の体の中に軸を作って動こうとします。
しかし相手がいて、その回転を使って投げてやろうとか技を掛けてやろうとすると、自分の中の軸になかなか従ってくれません。

そこで、自分と相手の間の空間に軸を立ててやり、それを中心に回ると楽に動いてくれます。
これは垂直に立った軸ですが、横に寝かせた軸を空間に引いて回すという手もあります。
おそらく慣性モーメントが下がるからだと考えられますが、これを意識でコントロール出来るなら大きな武器になります。

●目付け

武術での相手への視線の配り方を「目付け」と言いますが、これは人や流派によって色々です。
全身を見ろとか、腰を見ろ、足を見ろ、というのもあります。
今回は「目を見る」というのを検討してみました。

宮本武蔵は弟子の伊織に「常に目を見よ」と教えていたそうですが、「目」には意志が現れやすいです。
怖いお兄さんがサングラスをしているのは、自分の弱気や迷いを目から読まれないためです。
しかし、目の様子から相手の次の行動を予測するというのはかなり難しそうです。

そこで「読む」方は置いといて、自分がどういう目配りをしたらよいか、について色々考えてみました。
例えば右目でポイントを見て、左目で全身を見る、というような事です。
相手からしたらどこを見られているか分からなくて気味が悪くなるのではないでしょうか。

●振動

管理人の妄想です。
以前Kさんが相手の出方を察知する能力「聴勁」とは耳に関係あるのではないか、という仮説を立てておられたのを土台に、抽象度を上げて「振動を読む能力」だと仮定して考えてみました。
宇宙にあるあらゆる物質は振動しています。
その辺にある石も、人間も、地球もそれぞれ固有の振動数というのを持っているそうです。
特に人間は感情や意志によって振動数が変化するので、その変化を読めば事前に行動を察知出来るのではないか、と思った訳です。

最初はそういう意図で調査していましたが、他にも面白い現象がある事が分かってきました。
その一つが「同期」です。
例えば宙吊りにした板の上にメトロノームを100個並べてバラバラに動かすと、数分後には全て同じ動きをするようになります。

メトロノーム同期

他にもホタルが一斉に光ったり、拍手がいつの間にか揃ってしまったり、と同期の現象は至る所で見られます。
ご興味がある方は参考文献をご覧になってみてください。

●「非線形科学 同期する世界」 蔵本由紀・著 集英社新書

それで同期をコントロールできないだろうか、というのが管理人の妄想です。
読んで察知して反応、よりも相手にシンクロするか、自分に相手をシンクロさせてしまう方が手っ取り早いでしょう。
よく「合気」とはタイミングを合わせる事だ、とか言われますが、もっと言えば同期する事じゃないかと思います。
さらに研究をしてみます。


次回は6月11日(土)19:30からです。
よろしくお願い致します。








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