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蹴りさばき

各スポーツ競技にとって、メジャーになるかどうかは死活問題です。
例えばオリンピックで取り上げられると競技がTVで放映されるし、競技人口が増えて管理団体に莫大な収益が入ります。
そのおかげでさらに競技人口が増えて底上げがされ、スター選手が生まれたりします。

しかし、そのスポーツのレベルが飛躍的に上がっていく一方、弊害も生じます。
それはメジャー化するあまり変質してしまう事です。
バレーボールなどはTV放映の枠に入れるためにルールを変えたそうですし、柔道は国際化して「もはや柔道とは言えない」と酷されるようになってしまいました。
サッカーなどは勝つために選手にデータロガーみたいなものを着けさせ、「勝利のデーター」に従わせようとしているそうです。
ここにはアイデアに満ちたファンタスティックなプレーなど期待しようもありません。
スポーツが誰のためにもならない「商品」に成り下がろうとしています。

武術はそもそもメジャー化しようもないですが、もしそういう傾向になったら断固としてそれを阻止したいです。
「誰がなんと言おうと武術をやるんだ!」という意志をもった人だけがやればいいですし、誰もやらなくなって消滅してしまうなら、人類に不必要なものだと淘汰されたと言うことでしょう。


●蹴りのさばき

練習会の前に太極拳の講習会で「蹴りの捌き方」を教わって来たので、試させて頂きました。
ちょうどHKさんがフルコン系の武道の経験も豊富な方なので、攻撃役をお願いしました。

太極拳の蹴りへの対処法は「蹴られる前に止める」のが基本です。
芦原空手のストッピングに似ていますが、相手の蹴り足を叩き落とすというより「経路を足で塞ぐ」という感じです。
太極拳の先生は簡単に止めているように見えましたけど、実際にやってみるとかなり難しかったです。
まずタイミングが合わなくて出す前に蹴られます。
また、足を出した後、変化されてやっぱり蹴られます。
相当練習が必要みたいです。

その他に蹴ってくるのを正面から体で割って入る、というのもやってみました。
これもタイミングと体勢が悪いとモロに蹴られます。

どちらにも言える事ですが、避けながらやろうとするとかえって蹴られます。
自分から飛び込んで蹴りの間合いを潰す感じで行く必要があります。
このツッコミがかなり怖いので、精神的な面の克服も重要です。

フルコンの蹴りはフルコンの対処法で捌けばいいじゃん、と言われるかも知れませんが、太極拳には太極拳の考え方があって、そこだけフルコンの技術をくっつけてもうまく使えないし、それは「太極拳みたいな何か」になってしまうと思います。
それに付け焼き刃的な対処をしても本当にフルコンを練習している人達には通用しないでしょう。
どうせ太極拳をやるなら太極拳の技で全ての攻撃に対応したいところです。

●粘スパー・さらに

前回取り上げた「粘スパーリング」をさらに研究してみます。
常に手や腕をくっつけてパンチの出だしから防ぐ訓練ですが、今回はさらに積極的に相手を崩しに行く方法を模索します。

格闘技的なパンチの打ち方では、打つ方の反対側を同じぐらい引く、という動作が入ります。
こうしないと強い攻撃にならないしバランスも取れません。
そこを利用して、引く方を引かせないように封じてしまうとバランスが崩れて打つ方も強く打てないのです。

他にも柔術の技を応用して皮膚操作を加えたり、足を連動させてかわしたり、と色々工夫してみました。
パワーもスピードもない人が強力な人達と戦うには「巧みさ」で勝るしかありません。
今後もさらに研究を続けます。


次回は7月23日です。
よろしくお願い致します。





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