ソフトタッチ・反則技

初夏の頃、「今年はそんなに暑くなくて助かるなー」と思っていたらとんでもなかったです。
8月に入ってから連日の猛暑、熱帯夜、ストレスは溜まる一方です。
こういう時、ビールが飲める人がうらやましいです。
(管理人はアルコールが一滴も飲めない)

●ソフトタッチ

人間はいきなり強いショックを受けると反射的に体を固めるようになっています。
ムチウチ症などはその典型的な例で、体を固める事で損傷を最低限に収めようとしているものと考えられます。

これは武術の攻防についても同じことが言えると思います。
攻撃をパーン!と弾いたり、強く引っ張ったりすると、相手は固まって余計に抵抗してしまいます。
そこで反撃の際にはそういう反射反応を起こさせないように、ソフトタッチで柔らかく接する必要があります。
触る時も皮膚の表面だけを撫でるように柔らかくコンタクトすると、予測が外されるためか反応が一瞬遅れます。
それで予定以上に踏み込んでバランスを勝手に崩してくれるので、後は好きなように料理すればよい訳です。

とは言え、どのくらいのタッチがいいのかは稽古して確かめるしかありません。
その感覚を体に染み込ませて、強く弾いたり引っ張ったりするクセを矯正しなければ達人にはなれないでしょう。
柔術の稽古や太極拳の推手は、ソフトタッチを養成するための訓練でもあります。

●反則技

オリンピックは世界の一流アスリートが集まるスポーツの祭典です。
その動作は武術をやる人たちにとっても勉強になる所が多々あると思いますが、Kさんは「選手がどういう反則をするか」というちょっと変わった視点で見ているそうです。
競技で反則とされている手は「危険だから」という理由の他に、有効過ぎてゲームとして成り立たなくなるから禁止されている、というものもあります。
例えばサッカーはゴールの前で待ち伏せしていれば簡単に点を入れてしまえるので、最終ディフェンスラインの後ろでボールを受けてはいけないオフサイドという決まりが設定されています。
格闘競技でもチートだから禁止、という反則技が結構あるので、武術をやる人としては逆に積極的にそういうのを使わない手はない、という事になりましょう。
Kさんに言われるまで、この視点はなかったので目からウロコが落ちる思いです(笑。
さすがに着眼点が違います。

その他にもタックルのうまい崩し方とか、間合いの切り方など、いつものようにボリューム満点の議論が交わされました。
秘伝っぽいのも多々あるのでここに書くのは差し控えさせて頂きます。
(たくさんあり過ぎて書けないというのもありますが)
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。


今月は27日にもう一回稽古ありますので、宜しくお願い致します。








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