バランス

中国の武術には「六合」という概念があります。
「内三合」が内面、「外三合」が外面の要訣で、合わせて六合です。
この内、「内三合」とは「意(意識)」「気(?)」「力(技術)」というソフトウエアの部分なんですが、この前に「心(シン)」というのがあって、本当に重要なのは「心」なのだそうです。
「心」とは無意識の事で、内三合は「心」にアクセスするための手段。
そう考えると人間は既に答えを持っていて、武術はそれを引き出しているに過ぎないという事になります。
余計なモノを足すよりも、自分の中を「感じる」方が真実に近づけるのではないでしょうか。
(ちなみにこれらは全部太極拳の先生の受け売りです)

●バランス

先日柔術の稽古に行ってきて、先生の動きを見ていたら結局の所全ては「バランス」なのではないか、という考えに至りました。
実際に見ていない人に説明のしようがないのですが、片足で立って力を込める様子もなくスーッとしゃがんだり、そのままスーッと元に戻ったり、と、目を疑うような動作だったので今でも頭が混乱しています。
そういう動きは各部のバランスを絶妙に合わせる事でしか出来ないだろう、というのが現段階での結論です。

そこで、バランスを良くする色々をやってみました。
まず、柔術の先生に教わった「棒バランス」です。
長い木の棒を掌の上に立て、腕じゃなくて「体」を微妙に調節することで倒さないようにします。
男たちがひたすら棒バランスをやるのを道場の外から見ている人がいたら、さぞかし不思議に思ったでしょう。

他にもHDさん提唱のカエルバランスや、転がった状態から立ち上がるコロコロバランスなど、いくつか試してみました。
よくよく考えると、站樁功や太極拳の型は、倒れそうで倒れない、でも力は使わない、というバランスオンリーで成り立っているように思えますので、それを前提にやり直して見るのもいいかもしれません。


これで8月の稽古は終了です。
ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。

次回は9月10日(土)です。
宜しくお願い致します。



スポンサーサイト

Powered by FC2 Blog

FC2Ad


Copyright © 武術練習会の研究開発日記 All Rights Reserved.