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「正」

合気道や拳法などは「半身をきる」というイメージがあります。
つまり、相手に対して自分の側面を向ける、という事です。
しかし、これは本当の所どうなんでしょうか?
ここ何週間かはこの件について検証をしてみました。


半身をきると攻撃される面積が減る、というメリットがありそうですが、いろいろ試しながら議論した結果、かえって効率が悪い体の使い方なのではないか?という事になりました。

まず側面で対応しようとすると、どうしても体が捻れます。
この捻った部分で駆動力が逃げてしまいます。
せっかくの力がスポイルされるのです。

また、体さばきをする場合、どうしても動作が大きくなります。
例えば後ろ足を軸にして体を後ろに開こうとすると、半周回ることになります。
これが正面を向いていて後ろに体を開くなら1/4周、90°で済みます。
人間同士の戦いでコンマ何秒のやりとりをしている時、この90°の移動距離と時間は大きく影響されるはずです。

人間の意識は体の正面が一番濃く、側面になると半分以下になり、後ろはほとんどありません。
わざわざ意識の薄い側面を使用するより、詳細を把握できる正面で対応する方が自然だと思われます。

伝統的な武術を参考にすると、いずれも体の正面を相手に向けています。
攻撃される面が増える危険性よりも、力の伝達、スピードなどを考慮すると、「正」の方がはるかに効率が良いと考えられるのです。
そのような訳で、我々も「正」の状態を基本に稽古していこうと思います。

木刀を両手で持って正面と直角方向に正確に振る、棒を水平に持って屈伸を繰り返す、正面ラインを崩さないように技を行う、など様々な稽古方法を検討しました。
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