筋トレ

●「筋トレ」

「筋肉トレーニング」と言えば、体に負荷をかけて筋肉の量を多くすることだと思われているでしょう。
そうする事でパフォーマンスを上げようと試みています。
しかし、この筋肉増大で本当にパフォーマンスが上がるのでしょうか?

例えばパンチ力を上げようとしてバーベル、エキスパンダーなどで使用していると思われる筋肉群を鍛えたとします。
こうしたトレーニングは「ある一部分」の筋肉しか鍛えられませんので、その部分だけ筋量が増えたバランスの悪い状態になると考えられます。
そもそもその鍛えた部分がパンチを打つのに必要な筋肉なのかどうか分りません。
人間の動作は全身を絶妙に連動させているので、一部分だけ鍛える事で悪影響を及ぼす事も考えられるのです。

また、人間の意識はどうしても体の前面の方が濃くなります。
パンチにしろ投げ技にしろ、武術のパフォーマンスを上げる筋肉はどちらかというと体幹と背面側が多いとされていますが、筋トレをするとどうしても意識の濃い前面側の筋肉を使いがちです。
つまり、あまり関係ない筋肉ばかり鍛えてしまう事になりかねません。

そこでMさんからの提案で「筋肉増大」ではなく「筋肉運用」としての筋トレをやってみよう、という事になりました。
具体的には既についている筋肉に軽く負荷をかけて、より合理的に使えるようにする一種の体操です。
普段、あまり意識しないような部分を「使う」事が目的です。
筋肉は大きな負荷を掛けなくても使用して刺激を与えれば鍛えられます。
また、使うことで脳とのネットワークが強化されます。
(むしろ筋トレの目的としては、こちらの方が重要かも)


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