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気功など

8月に突入しました。
最近熱中症が流行っているので、暑い道場でドスドスやる我々も注意しております。

しかし、昔は熱中症ってあまり聞かなかった気がするんですけど、クーラーに慣れてしまった我々がひ弱になったのでしょうか?
管理人が子供の頃は窓全開&扇風機だけでみんな平気だった気がしますが。

もっとも、今クーラーが無くなったら死にますけど!(笑


●気功

暑い道場の中で中年が激しい運動をするのは体に良くないだろう、という事で、今日は体を動かさない気功を研究してみました。

気功といっても簡単なものから複雑なものまで様々です。
本家中国では有名どころだけでも数百以上の流派があるそうで、ポーズを取ってじっと立っている静功、常に動く動功、座って瞑想するのも気功に含まれ、お香を焚く香功(かこう)などというのまであります。

気功と聞いてすぐイメージするのは、立って姿勢を維持するタントウ功でしょう。
太極拳や八卦掌の走圏などは動功に分類されます。
今日やったのはタントウ功です。

タントウ功にも様々なやり方があります。
が、複雑だったり、姿勢がキツいものは難しいし、なにより「イヤになってしまう」のでパスです。
シンプルでも各自に合ったものをやった方が効果があります。

「場」という概念があります。
見晴らしの良い山の上とか、神社の境内とか、何か気持ちいい、という場所があるでしょう。
そういう所は体にとって「良い情報」を提供しているのだと思われます。
そのような情報のある空間が「場」と呼ばれています。

良い「場」もあれば悪い「場」もあります。
例えば、いつも孤独でムスーとしている人の近くにいると、なんか気が滅入ったり、イライラしたりしませんか?
それは、その人の周囲に気分を下げるような「場」が形成されているからだと考えられます。
「場」は人の感情や体調に大きく影響を与えるのです。

気功が「気」というエネルギーみたいなものをコントロールするものかどうか、本当の所は分かりませんが、少なくとも「場」を良くする努力をしている事は確かです。
前述の山や神社など、気持ちが良い、と感じる場所の雰囲気をイメージで再現して「場」を作る試みが気功ではないかと思います。
踏ん張ったり、力んだり、苦しんだり、は良い「場」作りには禁物だという事はご理解頂けるでしょう。
「気持ちよく」が第一原則です。
だいたい血管キレそうにしながらムンムンやるのって長続きしませんしね(笑。

補足ですが、気功をやる上で注意しなければならない事があります。
それは「逆気(ぎゃっき)」です。
逆気とは、簡単に言うと頭に「気」が昇って降りてこなくなる現象です。
怒る事を「頭に来る」と言いますが、カーッとなって見境がつかなくなるのは「気」が急激に頭に入って理性をコントロール出来なくなるからだ、と東洋の医学では説明しています。

逆気になると、「頭に来る」が続いているようなものですから、いつもカッカしてイライラして、気が狂った様になってしまいます。
熱心に気功を練習する人ほど陥りやすい様です。
また、管理人は色々な所で気功を学びましたが、逆気の防ぎ方をしっかり説明してくれた教室はほとんどなかったので、習うにもよほど見極めをしっかりしなければならないと思います。

では、逆気の防ぎ方です。
概念として「気」というエネルギーみたいなものがあると仮定して、「気」はとにかく上に行きたがる性質があります。
「気」には「陽気」と「陰気」があって、頭に昇りやすいのは熱性の「陽気」の方です。
陰陽のバランスが著しく崩れた状態、と言い換えることも出来ます。
そこで、意識でいつも下に、下に引っ張ります。
ヘソ下三寸にあると言われる「丹田」は正式には「下丹田(げたんでん)」と呼ばれますが、ここに意識を集中して上に行ったものを引寄せるようにします。
また、足の裏に「湧泉(ゆうせん)」というツボがあるので、ここにいつも意識を置いていると気が昇りにくいそうです。

気功をした後には「収功」をやります。
両手を頭の上からゆっくりと胸、腹、足、地面、という風に気を抱えるイメージしながら下に降ろして行きます。
太極拳や八卦掌などの内家拳には型の最後に必ずこの収功の動作が組み込まれているので、練功後の体のメンテナンスに気を使っていることが伺えます。

また、気功をやっている時は必ず目を開けていなければなりません。
これはどの先生からも注意された事で、なぜそうするのか最近になってようやく気がつきました。
目は「気」を一番たくさん放出する所だそうです。
ということは、もし頭に気が昇っても、目を開けていればそこからベントしてくれます。
説明はしてくれませんでしたが、要訣として逆気を防ぐ技術は教えてくれていたのです。
実際、これを守らず目を綴じて練習していた人はのぼせたようになったと言っていましたし、私も目をつむってやったら練功の後に頭が痛くなってしまった事があります。
半眼でも良いから必ず目をあけて下さい。

もし逆気になってしまったらどうするか。
これはもう、一旦気功を中止するしかありません。
そして、先程述べた足の裏の「湧泉」に意識を持っていったり、ハリや灸をうってもらったりして、頭に昇った陽気を発散させます。
また、温泉に行くと気が抜けてくれるそうです。
(以上は仙道で有名な高藤聡一郎氏の著書から参照しました)

管理人の経験では、後頭部の首と頭の境にあるツボを指圧したり、足のふくらはぎをマッサージしたり、肩をほぐすと良かったです。
気は溜めるものではなく「流す」ものなので、コリがあるとそこで止まってしまいます。
少しずつ、体をゆるめて丁寧に練功するのが逆気防止のポイントだと思います。


気軽に出来る気功ですが、適当にやりすぎると害になりかねません。
なるべくシンプルで、自分に合った気功を、出来ればちゃんとした先生について学んでやるのがベストかと思います。





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