見直し

武術の習得には手間がかかります。
早くモノにしたければ、たくさん練習するしかありません。
要は神経回路を張り巡らせて、いかに体を動かせるようになるか、です。

秘伝的な事を学んでも体が動かなければ技が生きません。
襲ってくる相手は手加減無しに突然攻撃してくるのです。
いくら技を知っていても、反射的にそれが出なければ宝の持ち腐れになります。
爆弾に例えるなら信管だけあって爆薬が入っていないようなものです。

「練習の積み重ね」という爆薬を詰めておけば、「技のコツ」という信管を得た時、すぐに爆発させられます。
(ぶっそうな例えですが)
武術の習得に近道は無いように思います。


●型の見直し

するどい洞察力をもつMさんが、いままでの型は前提がおかしいのでは?という事に気がつきました。
前回の間合いの研究からのつながりで、つじつまが合わないのを突き詰めていくと、そうならざるを得ないのです。
具体的には相手との接点の位置です。
これが今までは近すぎて、間合いの中に入り込まれた所から技がスタートするような感じになっていました。

修正してみたら、動きやすくなりました。
ほんの10センチかそこらの違いなんですが、重心の安定やベクトルの変換の効率が全く違います。
管理人などは、そんなところまで全然気が回らなかったんですがね(笑。
そんな訳で、今回の稽古は間合い、その境界について気をつけながら基本の型を見直してみたのです。

武術の稽古は地味で根気が要ります。
しかし、ある時突然パラダイムシフトが起こるのです。
先に述べた爆弾の「信管」が備わる瞬間が必ず訪れます。
それを心待ちにしながら、粛々と稽古を重ねていきたいです。

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