構造の利用

12月に入り、さっそく寒くなりました。
今日はあまり体を動かさなかったので、終盤冷え切って歯の根が合わなくなってうまくしゃべれないほどでした(笑。
来週からは完全防備で挑みます。

●正しい方法

武術に限らず、体を使った技能を身につけるにはたくさん練習するしかありません。
しかし、ただやみくもにやってもムダが多く、悪い動きを染みつかせてしまう恐れがあります。
それを防ぐにはどうしたらよいのか、という議論をしてみました。

・正しい技術を持っている先生から絶えず修正をしてもらいながら慎重に練習する。
・色々な先生から学んで、共通している点を元にする。

などが挙げられます。
正しく出来る人は、正しく学んで来た結果そうなっているので、それを見習わない手はありません。
また、全然別の系統の武術に共通する注意点は、確かに「正しい」やり方の可能性があります。

当会では自分達の練習をビデオに撮って動きや姿勢を自分で確認したり、物を利用して技を矯正したりしましたが、これらも正しい方向を見つけようとする試みです。

どの武術にも根本となる「シンプルな」エッセンスがあるはずなので、これを踏まえて丁寧に練習を積み重ねることが重要かと思います。

●構造を利用する

後半はいつもの基本技の中から1つを特にピックアップしてみました。
座りの投げ技ですが、この技のテーマは「崩し」と「人間の構造的弱点の利用」です。

人間の体は、操作を加えて自由度を奪うと、動きが制限されたりします。
例えば、腕の腱を張らせて一定の角度から突き上げると腕がつっかえ棒の様になって体ごと持ち上がってしまいます。
関節技ではなく、もっと広範囲に渡る「スジ」を極めるのです。
こうした人体の構造を利用して技を掛けるわけです。

「合気」はこの性質を積極的に使っていると考えられます。
そのため、いきなり「合気的な技」を学ぼうとするより、「柔術的な技」で人体の性質を心得てから段階的に学んだ方が確実に習得出来るのではないか、と思います。



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