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「型」の力

東洋医学では、熱性の「陽気」は胸を出発して腕にある肺経・心包経という経絡を通って手、頭、足、内臓、という具合に巡り、最終的に体表に出てきて体をバリアーする、としています。

手足が冷える人、寒がりの人は、このルートのどこかが詰まっているか、陽気の量自体が足らないかのどちらかです。
歳を取って寒がりになるのは陽気が減るからです。

管理人も中年になってめっきり陽気が減りました。
冬の道場では震えながら稽古してます(笑。


●いろいろ

Kさんの発案で、相手とのテンションを保ったまま分からないように動いて崩す、などの研究をしてみました。
その他、高速で間合いを詰める歩法なども検討しました。
古流の剣術では「足はソの字に置く」とされてますが、なぜそうするのか何となく分かってきました。

●柔術

いつもの柔術の稽古です。
初伝の立ち技を3つほど進めます。
腕を掴まれたとき、胸を掴まれたとき、それを外して相手を地面にうつ伏せに倒し、最後に動けなくする技。
私たちが学んだ柔術では、コツを説明するのに時々楽しい表現がされます。
この技では手を「ロール巻きにする」と教わりました。
その他にも、
「飲み屋ののれんをくぐるように」
「十円を拾いに行く」
「ペンギンのように」
などと、およそ武術らしからぬユニークな口伝があります。
創始者はかなりおちゃめな人だった様です(笑。

よく型を学ぶときに疑問に思われる事があります。
それは「これで役に立つの?」という点です。
ケンカになったときに相手はこんな風に掴んで来ないとか、こんな動きは実戦で使えない、というシーンが型になっています。

型というのは一見「実戦のシュミレーション」のように見えますが、本当は「体の動かない部分を動かせるようにする体操」「理屈を学ぶための実験」といった意味合いの方が強いです。
だから、わざと動きにくい体勢を取ったり、不利な条件からスタートしたりします。
型をそのまま使うのではなく、「型で鍛えた体で戦う」のが正しい使い方だと思います。
そうでなければ千変万化の敵に対応出来ません。
(もちろん型そのものにも実用の面がありますが)

私たちが一番意識的に使うのは「手」です。
なぜなら手が最も器用に動いて便利だからです。
もし、体全体が手のように動かせたらどうでしょう?
おそらく想像もつかないようなパフォーマンスが出来ると思います。
「型」は体を手みたいに動かせるようにする為の訓練なのです。

もちろん、ビデオとかで見て真似しただけでは型の効用は期待できません。
「この型をやるときには体の内部をこうやって動かすのだ」とか、伴うイメージなども一緒に教わらないと文字通り「形だけ」になるでしょう。



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